車って何に乗るのがお得!?

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ここ数年で自動車税が上がり、軽自動車税は7,200円→10,800円となったり、

エコカー減税の対象からハイブリッド車に乗った方がお得!?っていうくらい、ハイブリッド車が多く走っています。

ですが、色々な車がありすぎて何に乗ったらいいかわかりません。

どうすれば満足感が得られる車に乗ることができるのでしょうか?

今回は、そんな維持費における現在の車業界の状況を考えてみました。


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ガソリン車とハイブリッド車の維持費の違い

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出典:http://xn--eckq5cwa4a7a2czje4gx304fpxsdea31f.com/wp/archives/188

5年間のガソリン車とハイブリッド車の自動車税において、

トヨタ車のカローラを例にとり、ガソリン代を除いた年間の維持費を比較してみると、

ハイブリッド車が17.8万円、ガソリン車は19.8万円となっており約2万円ほどハイブリッド車の方が維持費が安くなります。

また、同じカローラでも5年間の走行距離によるガソリン代の維持費を計算してみると、

ハイブリッド車が20.7万円に対してガソリン車は30.4万円とハイブリッド車の方が10万円ほど安い計算になっています。(メーカーのデータから)

これの値段だけをみると、ハイブリッド車の方が10万円以上もお得感がでているのです

軽自動車とハイブリッド車を比較した場合は?

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出典:http://www.honda.co.jp/S660/

軽自動車を考えた場合、軽自動車税が4月から7,200円から10,800円と上がったことを考えても、

それでも年間の維持費はまだまだ軽が優位と言えるようです。

最近、ハイブリッド車も多いですが、本田S660スポーツカーを始め、様々な軽自動車が発売されてきています。

なぜ軽自動車でスポーツカーなのでしょうか?

通常のガソリン車と比較したとしても、年取得時は34,500円/年間の維持費は14,500円と安くなります。

ハイブリッド以上に、本田のメーカーもまだまだ軽の維持費の安さやオトク感を推薦しているようです。

軽自動車に力を入れていきます、とも見てとれます。

先ほどのトヨタのカローラに戻りますが、一見ガソリン代や自動車税をみると確かにハイブリッド車の方がお得に見えます。

しかし、トータルで見ますと走行距離10000kmを年間走行した場合、27年間乗らないとハイブリット車の方が特にならない計算になるのです。

初期投資も考慮に入れましょう

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出典:http://www.aucnet.jp/carinfo/column36.html

カローラではハイブリッド車の方が60万円ほどガソリン車よりも車体が高くなってきます。

それを考えると、走行距離によってガソリン車の方がオトクなのです。

年に5000キロほどしか走らなかった場合は、54年間しないと元はとれない計算になります

ハイブリッド車はまだまだガソリン車と比べると高い計算なんですね。

単純に費用の面だけを考慮すると、ハイブリッドに乗ることが良いとは言えなくなることがわかりますね。

なぜ、ハイブリッドが流行ったの?

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出典:http://yuppe178.com/category/syumiburogu/

そもそもハイブリッド車がはやった理由ですが、

数年前にガソリン価格が上がっていたということ、

もうひとつはランニングコストを抑えたい、そして環境性能に特化したということから人気があるわけです。

自動車の需要が高かったのはいつ?

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出典:http://gahag.net/007364-drive-car-family-couple/

最も売れた自動車は、1990年でして全体で547万台、

しかし、去年の2014年は437万台と全体的に車を購入する人が減ってきています。

その中で伸びてきているのが軽自動車で1990年に82万台の売り上げであったのが、

2014年には182万台まで増加傾向が見られます。

普通自動車に関しては、1990年には47万台であったのが2014年には111万台、

小型車に関しては、減少傾向が見られ、419万台から144万台と、かなりの減少傾向です。

自動車は今後どうなるの?

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出典:http://01.gatag.net/0011643-free-illustraition/

小型車が圧倒的に減っているのは家族構成の変化といったことも大きな要因であると思うんです。

たとえば世帯が単身世帯が増えたりとか高齢世帯が増えたりとかで需要が変わってきています。

近い将来、早い車に乗るよりも軽自動車が増えてくるのではないでしょうか。

特に軽自動車の場合は、自動車税もそんなに負担はありませんし、

ランニングコストが安いという点も大きいと感じます。

全体的に言えることは、日本は人口が減少して高齢化が進んでいますから、

なかなか自動車が売れにくくなってきています。

そうすると、どうしても海外に目が行くことになると思います。

海外を視点において、車作りが増えてくるのかもしれませんね!!

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