エスカレーターは恐怖の乗り物!?

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エスカレーターって、片側は静止、片側は歩行っていう認識が当たり前だと思っていませんでしたか?
実はきちんとしたルールがあったのです!
その実態に迫ってみました。

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じつは歩行禁止!?

エレベーター

良く都心のエスカレーターを使う方はご存じかもしれませんが、急いでいるために片側を空ける・・・そんな、エスカレーターの『片側空け』は良く見かける習慣だと思います。

しかし・・・・『歩行禁止』が最新のルールになっているのです。

なぜかというと、階段を駆け上がる際に、荷物や体などが接触して、転倒事故を引き起こす恐れがあるからです。

いったん根付いたエスカレータ内の歩きや早歩きを止めようとするのは難しい!というのが現実なんですね。。

年間で1000件以上の事故が起こっている

エレベーター

エスカレーター自体はバリアフリー法への動きもあり、鉄道など交通機関を中心に設置が急増しています。

その影響から、通勤や通学、各駅などでは、エスカレーターに乗らない日はないのです。

そんな身近な乗り物でもあるエスカレーターでは最近、高齢者の事故が増えていると言います。

年間で、エスカレーターの事故は1014件!、しかも、この件数は救急車が発動された件数なので、それ以外の事故を含めると、もっと多いのではないかと考えられます。

そして、1014件のうち、ほぼ、『転倒・転落』で95.7%にも上ります。年齢層は、85歳~89歳が最多の29.3人。90歳以上の27.5人、最も少ない15歳~19歳の1.3人と比べると、20倍以上となっているのです。

事故の理由として、
最近の高齢者は、積極的に外に出られることが多い。その際、商業施設や交通機関などでエスカレーターを利用します。事故原因としては、エスカレーターに乗り降りするときのタイミングが合わず乗れなかったり、降りられないという状況からつまずく、というケースが多いようです

どうすれば回避できるの?

ピカチュウ

余裕を持って行動すること!

この言葉に尽きると思いますが、仮に出来たとしても、電車が遅れていたり、緊急を要する事態となったときは、エスカレーターを駆け上がることになるでしょう!!

これだけは、今の2人分のエスカレーターでは、回避することは難しいですよね。

そのためか、最近では、一人用のエスカレーターも増えてきています
さすがに、駆け上がることは出来ないので、あきらめる事が出来るからです!

それ以上に一人一人が意識することが大事ですが、エスカレーターのルールを知らない方がほとんどのような気がします。

国としては、どう考えているの?

文章

ルールを知らない方がほとんどと思いますので、国側からもう少し、きちんとアナウンスをしてほしいところです。

しかし、実際のところ、法令ではエスカレーターの乗り方について明確に定めておらず、現場や個人の判断に任されているのが実情。

かつては鉄道会社各社が「片側空け」を奨励した時期もあり、『何がルールなのかよく分からない』と利用者には戸惑いも広がっている。

最近のイベントのあるエスカレーターの近くには、歩かないようにと、随時放送が流れています。

監視員が見張っていては、走ることは出来なくなると思いますので、都心や事故の多い地域には、こういった対策が増えてくるかもしれませんね。

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