茨城県神栖市内の会社先でエアコンプレッサー(空気圧縮機)を使って同僚(32)の男性の体内に空気を入れて、重傷を負わせた事件が発生しました。
逮捕されたのは、茨城県鹿嶋市宮中に住む、会社員の高橋直樹容疑者(41)です。
この傷害によって、重傷を負った同僚は病院に搬送され重傷です。
いったいなぜ、このようなあってはならない暴行事件が発生したのでしょうか!?
同僚である高橋直樹容疑者の素性や、事件の理由について迫っていきます。
事件の概要
高橋直樹容疑者(41)は、同僚の派遣社員の男性(32)のズボンの上から業務用の空気圧縮機を押しつけ、空気を注入するという暴行をし、負傷をさせた疑いが持たれています。
いったいなぜ、このようなことをしてしまったのでしょうか?
もともと恨みがあった!?、ふざけて犯行をした?、ただの遊びだった?、ストレスが溜まっていた?
色々なことが考えられますが、実は高橋容疑者のある素性が原因だとも・・。
前代未聞の内容について迫っていきます。
逮捕容疑は、6日午後2時ごろ、同県神栖市内の勤務先で、同僚の派遣社員の男性(32)=神栖市=の肛門付近に、業務用の空気圧縮機をズボンの上から押しつけて空気を注入する暴行を加え、負傷させたとしている。
同署によると、男性がその場に倒れたため、高橋容疑者が119番した。男性は救急搬送されて入院中で、重傷とみられる。周囲には他にも同僚がいたといい、詳しい経緯を調べている。
出典:毎日新聞
前代未聞の事実!?
高橋容疑者は、派遣社員の同僚男性(32)に対して業務用の空気圧縮機を押しつけ、空気を注入するという暴行を働きました。
この事件が起こった時、周囲には他にも同僚がいたということですが、実際には高橋容疑者と被害者の同僚が2人で仕事を行っていたと見られています。
なぜこのようなことをしたのか?
「社内いじめ」
このように見られてもおかしくはないのですが、実は、「個人主義化」が原因ではないかと言われています。
現代の人は、自分を大事にするという意味で自己への関心が強まり、社会的なものへの関心が弱まることで、他者に干渉しないという無関心が強まってします。
出典:現代いじめについての社会心理学的考察
社会心理学的考察の一部を抜粋していますが、自分を大事にする傾向がつよい現代社会では、自己への関心が強まり、そのことが自己の欲求に対する歯止めやブレーキを失う結果につながっています。
高橋容疑者は、はじめはふざけ半分に過ぎなかったのですが、年が10歳も離れていたこともあり、先輩顔をしたのもあるし、仕事に対して「自分の思うようにならなかった」が原因ではないかと考えられています。
また、仕事のストレスや、私生活のストレス。これを同僚にぶつけ、ストレス解消をしていたということも。
はじめは、ただの遊びだったのでしょう。
しかし、これがエスカレートをして、同僚(32)に重症化という傷害事件にまで行ってしまった。
すべては、ストレス?ではなく、社会への意識が私事化社会になったことの原因かもしれません。
同僚に暴行をした真相
高橋容疑者と同僚との関係で、10歳という年齢差や、私事化された社会の特徴が反映されていると先ほど上記で記しましたが、暴行をした真相としては、「周囲のことには干渉しない」という私事化の原因もあります。
今回の事件に至っては、いじめのようなことはあったはずですから、周りも目にしているのです。
しかし、誰も止めはしなかったことも少なからず問題です。
現代の個人主義の傾向が、「からかいやいじめを止めに入れば、かえって自分がいじめられることへの恐れから、誰もいじめを止めに入るものがいない野放し状態」が暴行した真相ともいえるのではないでしょうか。
これは、近代社会のもたらした個人主義傾向と孤立化がもたらした社内事件の真相かもしれません。高橋直樹・プロフィール
●名前 | 高橋直樹 |
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●年齢 | 41歳 |
●住所 | 鹿嶋市宮中 |
●職業 | 会社員 |
●逮捕容疑 | 傷害容疑 |