2017年音楽活動をし続け、その年に有線大賞新人賞を受賞した半崎美子(はんざきよしこ)さん。
その歌声は、聞いた人は誰もが涙することから「泣き歌の女王」として人の心を癒してくれます。
半崎美子さんのデビューまでの道のりや、泣き歌の秘密について迫ってみました。
半崎美子(はんざきよしこ)さんの泣き歌について
出典:情熱大陸
半崎美子さんは、2017年に36歳でメジャーデビューを果たした遅咲きのシンガーソングライター。
ショッピングモールを拠点として歌を披露し続けています。
その歌声を聞いた観客やご本人まで泣いてしまうことから、「泣き歌の女王」と言われています。
ただこの歌声を持ってして、なんでデビューまでそんなに時間がかかったの?
わざとデビューを遅らせていたのでは?
そんな疑問を出したくなるくらいすばらしい歌声と曲を披露し続けています。
メジャーデビュー曲である「サクラ、卒業できなかった君へ」は同級生が亡くなりその友人への想いを曲にしたものです。
出典;サクラ~卒業できなかった君へ~
この曲をはじめ、半崎さんの曲を聞いた方々は、「この歌が凄い癒されるんです」
「自然と涙がでてきます。」とみなさんは涙を流しながらインタビューに答えています。
半崎さんの歌は、「困難を乗り越える人生の応援歌が多い」のですが、
ご本人は「苦節17年と笑いながら答えています」
出典:https://etutorend.com/9525.html
とても苦節17年とは思えないですし、初めてこのことを聞いた人は驚いた方も多かったのではないでしょうか。
美人ですよね。どうみてもたくさんの男性から声をかけらてきたと思いますが。
そしてシンガーソングライターという肩書を持っていたらモテて仕方がないのではないかと思います。
ですけど、ご本人は「苦節17年」と話すだけあって独身のようです。
また、メジャーデビューをするまでの時間を「助走期間」とも呼んでいます。
「苦節」という意味は、「苦しみに負けず、自分の考えや態度を固く貫き通す心」という意味。
そして、「助走期間」とは、「踏切などステップするための期間」です。
17年間のあいだ、絶えず夢を追いかけてきたことがこの言葉からわかりますし、並大抵の根性では済まされないはずです。
普通の人では、途中であきらめてしまうでしょうから。
17年も経てば夢から趣味に転じる人がほとんどの中、半崎さんは夢を追い続けてきてやっとの想いで叶えることができました。
その苦節17年間で積み上げたものが、経験となり苦しみを乗り越えたからこそ、人の心を魅了する曲を出せるのかもしれませんね。
ライブ後の握手会でも涙
youtube;あさちゃん
半崎さんの歌詞は実際のことを綴った歌が多いです。
特にライブ後にもらったファンからの手紙を歌にすることが多く、ファンの方の壮絶な人生に光を与えるような曲を作成してくれています。
ライブ後は、長蛇の列が毎回できるだけでなく、ファン一人ひとりと賢明にお話をしますし、それを聞いてファンも半崎さんも一緒になって泣いてくれる。それがまた、ファンの心を虜にするのでしょうね。
聴いているお客さんや私たちの生活にもある苦しい体験や経験を乗り越えましょうと勇気を与えてくれているように感じます。
それのつらい体験を呼び覚ましてくれているのかもしれません。
心をそっと包み込まれる感覚になります。
ライブではお客さんも半崎さんも涙涙になる理由ではないでしょうか
私もtouyubeで聞いているだけでも、涙がでてきてしまいます。
心に突き刺さる歌ですね、感動させて頂きました。
ファンの方へ送った「明日へ向かう人」
出典:情熱大陸
この「明日へ向かう人」という曲ですが、
ファンの方の壮絶な体験を記した曲となっております。
情熱大陸でも放送されていましたご夫婦の9歳の子供さんが、暴走してきたクレーン車が突っ込んできて事故で死んでしまいました。
その御夫婦のお話をまるで自分の家族のように親身になって聞いている姿も印象的でした。
そのご夫婦を想って書いた曲ですが、作曲の様子がテレビでも映っていました。
スタジオに一人で入りスマホを片手にピアノを弾いて作曲している姿です。
鼻歌から始まり、感覚を研ぎ澄ましていく。ご夫婦のことを想って。
情熱大陸のテレビでは、イントロの部分を聞くことができますが、半崎さんらしいきれいな音色を奏でていました。
その出来た曲が「明日へ向かう人」です。
人生を考えさせてくれる歌に聞こえました。
それがこちらです。
何があっても辛いことがあっても、前を向いていくことを諦めないで、ということを書いた歌詞。
半崎さんの声は、暖かくて人の心に訴えるものがあるからこそ、魅了していくということが伝わってきました。
デビューまでの道のり
出典:https://twitter.com/hanzakiyoshiko/status/97031122…
半崎さんは大学時代を中退し、音楽の道に進みました。
はじめはまったく売れず、模索しながらたどり着いた場所がショッピングモールだったと話しています。
お客さんははじめは一人二人いれば良い方だったらしく、苦節17年の間は相当厳しかったと語っています。
そんな中、少しずつお客さんがCDを買ってくれてお客さんのために曲を作り続けてきた結果、17年を得てデビューをすることが出来るようになったのでしょう。
歌声も、今は心に響く素敵な歌を届けてくれていますが、積み重ねがいかに大事かそれを教えてくれているように感じさせてくれます。
まとめ
出典:情熱大陸
半崎美子さんの泣き歌の秘密について除いてみましたが、苦節17年の歌だからこそ人の心に響く歌が作れるのかなと感じさせられました。
世の中のシンガーソングライターがほとんど若手を輩出していく中、半崎さんは遅咲きです。ですが、ここまで人の心を動かす歌は他にあったでしょうか。
素敵な歌は他にもありますが、救われる歌というとまた今までとは違う感じがしてなりません。
確かに何をするにも早いに越したことはありませんが、苦労とか情熱とか経験や体験などそういうものを何かに投影して形にすることはとことん自分と向き合ったから出てきた証拠ではないでしょうか。
何をするにしてもただ単に行うのか、それとも自分と向き合って情熱や希望をもって行い続けるのか
もう答えはでましたね、苦節17年、大変ですが素敵だなと思いました。みなさんは如何でしょうか。