温泉ってすごい気持ちいですよね~(^_-)-☆
疲れが取れるのはもちろんのこと、体の芯から温まるため、ぐっすり眠れるようになりますし
体の悪いところまでスッと治してくれるような気持ちになります。
そんな温泉の中でも、気持ちの良い濁り湯についてある秘密があるというのです。
それについて調査を行ってみました!!
温泉ってどうやってできるの!?
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そもそも温泉って『地中の奥深くまで掘っていけば出てくるのではないか?』とか、
温泉が出て来るところは、『よく根気よく頑張って掘ったな』とか思っていました。( ;∀;)。
しかし、実際は掘ることに間違いはないのですが、掘る場所によっては色々と変わってくるみたいなのです。
例えば、火山性温泉では地中部分の浅い部分(地下数Km~10数Km)に、深部から上昇してきたマグマが1,000℃以上のマグマ溜まりを作っています。
そして地中に染み込んでいる地下数がマグマの熱で温められて温泉となります。
この地下水の部分が地表に近ければ、自噴して温泉が沸き出たり、ボーリングして汲み上げることで温泉として利用することが可能となります。
出典:https://www.bathclin.co.jp/
その他、非火山性温といった深層地下水型の地中に溜まった地下水が火山以外の熱え温めたれてできる温泉もありますし、化石海水型というのもあります。
ただ、いずれにしても自噴したり、ボーリングで汲み上げたりすることで温泉として利用することが一般的です。
特殊温泉、蒸気井温泉ってすごい
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ボーリングすることで温泉をくみ上げるのが一般的なのに対して、
ほぼ人工的に温泉を作る手法があるのです。
それが、『蒸気井温泉』っていう方法です。ご存知ですか?
この温泉は温泉の名前ではなく、温泉にするまでの方法を言います。
箱根は、実はこの方法で温泉を作っているのです。
大涌谷を中心に温泉のガスは発生しているものの、温泉としての水はなかなか出てこないようで、非常に難しかったようですね。
そこで、箱根温泉供給会社が大涌谷に噴出する多くの蒸気(火山性ガス)を有効的に利用できるように、温泉の素をゴルフ場(箱根カントリークラブ敷地内)に溜め、そこからガスが噴出するところまでパイプで引いているみたいなんです。
その長さは大涌谷まで350m、総延長2,600mの鋼管を設置しポンプ動力として大型のディーゼルエンジンを使用して汲み上げています。
大涌谷までに3つの貯水池の建設という膨大な計画を打ち出しました。あちこちの場所まで伸ばしましたから(総延長14,500m)約6年かかったとか。。とにかく温泉を掘るのではなく、水を貯水池から引いてきて山から噴出しているガスと混合させて温泉を作っているのです。
それを聞いた時にびっくりしましたが、箱根の温泉はそうしているのですね。( ^)o(^ )
硫黄成分を多くガスに含んでいるため白濁湯になるそうですが、もの凄いことです。
関東に住んでいる方は箱根温泉に行ってみると体験できるので面白いのではないでしょうか!?
温泉の色はなぜ濁っているのか?
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次に温泉の色についての説明になります。
まず気になったのは温泉によって色が違うということ。当たり前かと思いますが、
濁り湯の秘密の前に、整理をしておきたいと思います。
濁り湯とは、『温泉の成分によって不透明になっていること。』が定義づけされていますが、
そもそも温泉自体は湧き出てきたときには、無色透明なのです。
無色透明の温泉が地表にでて空気に触れることによって酸化し、含まれている成分に変化が生じ着色することが濁り湯が起こる原因となっています。
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乳白色系の濁り湯は、主に硫黄成分が酸化してできた湯の華によって色がついています。
徐々にその色の濃さは変化していき、乳白色に変わっていきます。特に胃腸病に対する効果が高いとされており、飲用することで臓器の働きをよくすると言われています。また、美白効果もありますので、人気が高いです。
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茶褐色の色をした温泉は、温泉成分に鉄が含まれています。
この鉄成分が空気に触れて参加することにより、生じた色で、鉄鉱泉と呼ばれています。
長野県の天狗温泉が鮮やかな茶褐色として有名な温泉です。
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鮮やかな緑の濁り湯。藻が光合成をすることによって緑色の濁り湯になります。硫黄成分が多いことが、理由としてあげられているようです。有名なところは岩手の国見温泉が有名ですね。
出典:http://www.spa-nagomi.com/black_spa.html
東京近辺の温泉でよく見られる『黒湯』として有名です。東京の黒色の濃さは日本屈指の黒さです。
黒湯は茶褐色・赤褐色・コーラ色・醤油色・コーヒー色・飴色・べっこう色・琥珀色などと表現されることも有ります。
なぜ黒いのか?ですが、古代の海に生えていたワカメなどの植物類が海底に沈殿し、何億年という年月を経て、フミン酸という有機酸に分解された成分が黒い色となっています。
石炭の形成途上であるところから汲み上げるため、独特の臭気がする湯もあります。
火山層ではないため、マグマで熱くなっていませんので、25℃以下の冷戦であることが多く、
加温して入浴する必要があります。
黒湯は天然成分が含まれていることが多いので、保温・保湿効果があり皮膚疾患にも効果があります。