保育園児たちが遊ぶ公園からわずか数十mのコインパーキングで、車を発進しようとした泉水卓容疑者(65)は、
園児たちにつっこみ、かばった女性が、重傷を負う悲惨な事故が起きました。
本人は、「ブレーキペダルを踏んでいたなぜ発進したか分からない」と供述しているが、実は認知症の可能性も!?
本人の素性を中心に迫っていきたいと思います。
事件の概要
泉水卓容疑者(65)は、コインパーキング出口で料金を払おうと停止した後、車を急発進させており、
「ブレーキペダルを踏んでいた。なぜ発進したのか分からない」と供述しています。
最近の高齢者における交通事故の加害者は、みんなこの言葉を発しています。
いったいなぜでしょうか?
出典:FNN
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15日午前10時25分ごろ、千葉県市原市五井中央西2の梨ノ木公園で、砂場で遊んでいたいずれも2歳の保育園児5人の近くに乗用車が突っ込んだ。
一緒にいた女性保育士(30)が、園児1人を突き飛ばすようにして守り、車と接触して右足首骨折の重傷を負った。園児にけがはなかった。
市原署は同日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで同市五井、自称無職、泉水卓容疑者(65)を現行犯逮捕。泉水容疑者は、公園向かいのコインパーキング出口で料金を払おうと停止した後、車を急発進させており、「ブレーキペダルを踏んでいた。」
「なぜ発進したのか分からない」と供述している。
出典:千葉日報
警察の話では、砂場では当時、男児3人と女児2人が遊んでおり、けがをした女性保育士のほかに20代の女性保育士が付き添っていました。
一人の保育士が、園児をかばったおかげで、園児は助かることができました。
保育士の方には感謝をしなければいけませんが、
保育士の方は、足を骨折しながらも、懸命に連絡をしたということです。
もし、保育園児をかばっていなかったらと思うとぞっとします。
今回の事故で園児が亡くならなくて安心はしましたが、最近、高齢者による事故が多発しています。
いったいなぜこんなにも事故が多発してしまうのでしょうか?
ある理由が明らかになってきました。
ふみ間違いによる事故が判明か
出典:
「チケットを取ろうとしたところ、急発進した」と供述していますが、高齢者に共通するある内容が明らかになっています。
高齢者による踏み間違え事故現場の多くが一般道路や交差点、駐車場などで起きています。
また、発進時、右左折時、直進時、後退時、どのような運転時に高齢者が踏み間違いの事故を起こしているのか傾向を見ていくと、右左折時は少なく、後退時、発進時、直進時に踏み間違い事故が多く発生していることが判明しています。
出典:FNN
高齢者になればなるほど、体のあらゆる機関が低下してきます。
特に、「認知機能」の低下による事故が多く、その中でも判断能力の低下は致命的ともいわれています。
判断能力の低下は、とっさの判断や遅れ、操作を誤りやすくなります。
一度に複数の操作をする能力が低下することで、判断・決定の情報処理に時間がかかってしまうのです。
その影響が運転判断能力の低下を起こしてしまうと言われています。
泉水容疑者も、あたかもブレーキを踏んでいたかのように供述していますが、
実際は、判断能力が低下しているために、自分の行動がわかっていない、そして他人のせいにしているだけだと思われます。
認知症が原因!?
出典:FNN
泉水容疑者は少なからず、判断能力や認知能力の低下が見られていますが、それに伴い様々な箇所が低下していることが言えます。
視力の低下や、聴力の低下、判断機能の低下、操作能力の低下です。
これは、認知症とある意味同じと考えるができます。
厚生労働省の2015年1月の発表によると、日本の認知症患者数は2012年時点で約462万人、65歳以上の高齢者の約7人に1人と推計されています。
出典:認知症フォーラム
そして、食の変化や人とのかかわりが薄くなってきている現代では、2025年には高齢者の5人に1人が認知症にとも言われています。
このままですと、今回と同じような事故は頻繁に起こってしまうため、かなり注意が必要です。
特に高齢者は、駐車場など、限られたコンパクトなスペースの中で運転操作を行わなくてはならないため、
気持ちが焦ってしまうことも原因ではないでしょうか。
事故を防ぐには
出典:FNN
安全運転装備を付けさせることが大事なのかもしれません。
車に自動ブレーキシステムや、はみだし警報、後方視界情報などの安全運転装備を取り付けるのも効果的でしょう。
泉水容疑者が起こしてしまった、高齢者ドライバーによる事故は、簡単にはなくすことはできません。
高齢者の加齢による身体能力の変化は、防ぎようのないものだからです。
しかし、身体能力の変化に気づかないにも関わらず、「運転能力は落ちていない」という意識のために事故を起こしやすくなります。
事故を防止するためにも、自己の現在の身体・認知能力を確認することが大切なのではないでしょうか。
犯行現場
出典:FNN
出典:FNN
千葉県市原市五井中央西2の梨ノ木公園で事故がおきました。
出典:FNN
出典:FNN
泉水卓・プロフィール
出典:FNN
●名前 | 泉水卓(せんすいすぐる) |
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●年齢 | 65歳 |
●住所 | 千葉県市原市五井 |
●職業 | 自称無職 |
●逮捕容疑 | 自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑い |
顔画像は、報道にある画像を掲載いたしました。
容疑者は逮捕後、報道機関の質問に答えていますが、「記憶があいまい」との発言もしています。
パニックになり、踏み間違えた結果、ブレーキを押し続けてしまった可能性があります。
高齢者による事故がかなり多いですから、常に周囲を見渡しながら事故には気をつけましょう。
まとめ
ブレーキペダルを踏んでいた、アクセルを踏んでないが勝手に動いた
と言っているようだがコインパーキングから砂場まで14.5m、ブレーキ踏んだ痕跡はあるのか
最初ブレーキを踏んでいたが、お金払う時体制崩れてアクセルを踏み間違えたのではないのか
それでも走り出したらブレーキ踏むだろう
プリウス自体がハイブリッド車のため、間違えてアクセル踏んでもガソリン車のようにエンジン音がしない為、気づくのが遅いという事が問題の可能性もある
販売車数が多いのもあるが、プリウスの事故が多い
メーカーは何か改善しないと今後も続くと思う
出典:yahoo!news
安定のプリウス。改め安定過ぎるプリウス。
えーかげんプリウス乗りは自覚した方がいいと思うよ。これだけ多数の車が走る道路上で身勝手な運転しとるなと思ったらプリウス。もーデフォ過ぎてプリウスいたら避けるようになったよ。みんなよけてるから車両との事故は少ないかもだけど、なのにだよ。単独事故多過ぎだろ。自分だけって隙間狙うような自分勝手じゃなくて周りを見て流れを見て危険を予測して安全運転しましょうよ。
出典:yahoo!news
今回の原因はブレーキペダルのつもりでアクセルペダルを踏み込んだ状態で、サイドブレーキを解除したか、ニュートラルをドライブにシフトチェンジしたかのいずれかだと思う。いずれにしても駐車場出口でお金を入れるために姿勢を変えてブレーキペダルから足を一旦外さなければならなかったことにあると思う。特にプリウスはアクセルを踏み込んでもすぐにはエンジンがかからなくて音で気が付きにくいのが悩ましいがほかの車でも一旦停車して運転姿勢を変えてペダルから足を離す状況ではありがちなこと。
改善策として、「アクセルペダルを踏んでいる状態では、①サイドブレーキを解除できないこと、及び②ドライブにシフトチェンジできないようにすること」が解決策だと思う。自動運転開発に躍起になっているメーカーならそれぐらいは簡単なはずで優先的に改善してほしい。
高齢者は直ちに免許返上などと極論を言う前に、技術面の対応が先決と思う。
出典:yahoo!news