お菓子の賞味期限が倍増する素材!?

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ストレスや疲れがたまった時、ふと、甘いものを口にしたくなることってありませんか?
それがケーキやバームクーヘンであればある程、至福を感じますよね。

ですが、長持ちしないんです!!だから、買いに行かないとない、というのがほとんど。

そこを、いつでも家におけるような『長期保存を可能にしたある新素材に注目です!!


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半生菓子の宿命!!

お菓子

ケーキやバームクーヘンなどの半生菓子は美味しいのですが(#^.^#)、時間の経過とともに硬くてパサパサの食感へと変化してしまいます。(・_・;)せっかくの美味しい食べ物が、すぐにダメになるって、なんだかもったいないですよね。

半生菓子の宿命・・・それは、主原料であるでんぷんにあるのです。

でんぷんは、出来たてのほホヤホヤの時は水と結びついているのですが、徐々に水分を失って硬くなります。これを半生菓子では良くある現象で、再結晶化、または『老化』と呼んでいます。この現象が長持ちしないや、賞味期限が短い原因となっています。

賞味期限を長持ちにするに技術とは!?

ねこ

老化現象を防ぐことは、でんぷんを主原料にした食品における長年の課題でありました。しかし、パン類などの老化現象は、同じでんぷんを主原料としていても、老化防止剤という酵素を利用することで、長持ちをさせる技術は確立することはできています。

しかし、でんぷんの構成成分である糖分が多い菓子生地では、酵素が働きにくいため、おいしさを保ちながら老化現象を防ぐことは困難とされています。しかし、長年の研究により、酵素と油脂に注目して研究を重ね、世界で初めて糖分を多く含む菓子、特に半生菓子の老化を防ぐ機能性油脂「イニシャル」の開発に成功したのです。

機能性油脂「イニシャル」の効果とは!!

犬

この新素材を発売したのは、カネカ食品(本社:東京都新宿区)です。見た目は、普通のバームクーヘンと変わりはありませんが、食べてみるとびっくり!!

60日間立ったバームクーヘンと比べてみても、味そのものが同じものとは思えないくら美味しいのでびっくりしてしまいます。

実はこの新素材は、マーガリンの一種になっているようですね。

菓子専用の油脂で出来ている化学式C57H11O6という化学構造を持っており、柔軟性期間を保持する特性を持っています。長期間保存しておいてもぱさぱさになりにくいお菓子のアンチエイジングとして今後活躍しそうです。

なぜ長期間維持できるの!?

絵

なぜ、長期間しっとり感を維持することができるのか?と疑問に思いますが、正体は耐糖性のアルファアミラーゼという酵素がしっとり感を演出しているようです。

アミラーゼはでんぷんを分解する酵素のことでして、人間の唾液にも含まれるものです。

お菓子は主にでんぷんから出来ていてでんぷんは時間がたつと固まり、水分が抜けだしてしまいますので、これがパサパサになる原因だったのですが、アミラーゼを投入することで、でんぷんを分解して水分が抜けでなくなり、柔らかいまま状態を保つことが出来るようになりました。

今では、賞味期限を2~4週間といった普段の2倍にまで延長できる商品として売り出しています。この賞味期限を長くすることで、海外から来るお客様を視野に入れた販売戦略を考えることができ、海外需要を見込めることができるという。

ターゲットは!?

飛行機

この賞味期限をながくすることで、海外から来るお客様を視野に入れた販売戦略を考えることができ、海外需要を見込めることができるという。

海外のお客様がお土産をもって帰った時にある程度時間が経ってしまっては本来の味を楽しむこともできない、賞味期限が切れてしまったり品質としてうまくいかない傾向があるので、長持ちしない半生食品(ケーキ・バームクーヘンなど)は非常にこれからが楽しみになると思われます。

今後も楽しみな商品ではないでしょうか!!

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