ついにここまで来たか!!最先端EL技術!!

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最近のディスプレイって、こんなに柔らかいの!?

ものすごい照明技術の進化に驚きました!(;O;)


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液晶なのにペラペラのディスプレイ

EL
出典:http://www.gizmodo.jp/2014/07/lgel_2.html

ペラッペラの紙ですね!

もうこんな印象にしか感じないのですが、
どうなってしまったのでしょうか?

すごい!の一言しか出て来ないです!!

ちなみにこの画像、77インチフレキシブル有機ELテレビ

トップ画像のようにクルクルと巻けるほど柔らかく、薄いパネル。なんだかもう、写真のフィルムのような感じです。

何に使うんだろう?これ(・_・;)

実は、18インチのパネルのようでして、半径3cmの円になるまで丸めても問題ないそうです。

まるでポスターを持ち歩くような感覚でディスプレイを持ち出せる時代がこようとしているんですね…。

最先端EL技術!!

ELTV
出典:http://www.gizmodo.jp/2014/07/lgel_2.html

このELとはエレクトロルミネセンス(電界発光)のことで電気を流すと光るという性質をもった有機物質(発光体)を使ったディスプレイというものです。

非常に薄い基板に発光体の有機物を挟むことで、容易に光を発することが出来る優れ物で

薄い膜は何と数百ナノメートル(髪の毛の1000分の1以下)という極めて薄い層になっています。

では、何で薄い膜で光らせることが出来るようになるか?

一番の疑問かと思いますが、それは

画像
出典:日経トレンディネット

役割の異なる有機物の層を積み重ねたシンプルな構成となっているので、

薄いプラスとマイナスの電極ではさみ電気を流すことができるからです。

画像
出典:日経トレンディネット

プラスとマイナスの電極に挟むことによって、電気を流すと、間に挟んだ有機層でプラスとマイナスの電子が出会い、高いエネルギー(励起状態)を引き起こします。

そこから低いエネルギー(基底状態)に戻る際に有機発光層は光としてエネルギーを放出することが出来るようになるんですね。↓

下図のような原理です。↓
図
出典:日経トレンディネット

この薄い膜によって、柔軟性のあるディスプレイも作ることが出来るようになりますし

それを応用して、今までにないような用途に適応することが出来るようになります。

光る自転車の開発

自転車
出典:日経トレンディネット

ホームセンターチェーンのカインズを運営するカインズ(埼玉県本庄市)が光る自転車

「Ki・La・Cle(キラクル)」を発売しています。

普通の自転車であれば、ライト以外の箇所を自転車で光らせた場合、

反射板のように部分部分を光らせるしかありません。

それでは、、、いくら光っても車からはあまりわかりませんよね。

道路交通法の改正で自転車は原則車道を走ることを義務付けるようにもなっていますので、

なおさら車と接触しやすいといったことになってしまいます。

この自由度の高いEL技術を取り入れ、自転車全体を光らせるように開発したのがこの商品になります。

先ほど紹介した有機ELと同じように、層に無機ELを使用して電気をながすことで光らせることが出来ます。

夜間や暗闇で自動的に点滅を開始する他、フレーム部分、タイヤ側面、サドル後方部分に装備して360度どこから見ても自転車全体を光らせるようにしたとのこと。

世の中、まだまだ光らせる製品箇所はいっぱいありそうですね!!

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