東京多摩市で殺害された上田真由華さん 、元交際相手のストーカー被害か!?

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3月16日東京多摩市で26歳の女性が殺害された事件で、被害者は容疑者に対し「民事訴訟」を起こしていました。

ストーカー被害!?」が予想されますが、その内容について迫ります。

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事件の詳細


出典;NNN
東京多摩市で殺害された事件にて、「逮捕の男が現場で待ち伏せして、追いかけまわし殺害した」ことが明らかになってきました。

まずはニュース内容から説明いたします。

東京・多摩市で26歳の女性が殺害された事件で、16日、多摩市のマンションの外階段で、同じマンションの別の棟に住む上田真由華さんが殺害されたもの。

その後の警視庁への取材で、逮捕された元交際相手の鈴木浩章容疑者が、上田さんの帰宅を現場付近で待ち伏せしていたことがわかった。鈴木容疑者に気づいた上田さんは、急ぎ足で逃げたということだが、鈴木容疑者はおよそ1分間にわたって追いかけ、最終的には階段の上から押し倒し、転げ落ちた上田さんの首を包丁で刺したとみられるという。

また動機については、鈴木容疑者は、過去の交際をめぐるトラブルで上田さんから民事訴訟を起こされていて、「数日後に判決がある訴訟の取り下げを説得しようと思った」と話しているという。

警視庁は、2人の間のトラブルや事件に至った経緯をさらに詳しく調べることにしている。
出典;NNN

ニュースの内容から、鈴木浩章容疑者は元交際相手を待ち伏せし、「追いかけまわし」「階段から落とし」「隠し持っていた包丁で殺害」

この事件から相手に恨みがあったことが間違いないと思いますし、元交際相手の上田真由華さんからは、「民事訴訟」を受けていたということも明らかになっていますから、ストーカー被害をずっと受けていたことが予想されます。

鈴木浩章容疑者は、「民事訴訟の取り下げを」ということですが、包丁をもっている時点で殺害をすることがバレバレですよね。

計画的犯行ですし、最近は特にストーカー事件が多いのですが、なぜ殺人まで起こすのでしょうか?

ストーカー被害における民事訴訟を起こすまでの流れを見ていきたいと思います。

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ストーカー被害における民事訴訟を起こすまでの流れ➀


出典;NNN
ストーカー行為等の規制等に関する法律(ストーカー規制法)では、ストーカー行為について以下のように規定されています。

「ストーカー行為」とは、同じ人に対して「つきまとい等」を繰り返し行うことをいいます。「つきまとい等」とは、恋愛感情や好意、またそれが満たされないことによるうらみの感情により、その人またはその人の家族に対して、執拗にメールやチャットを送る、待ち伏せる、交際を迫る、無言電話をかけるといった行為をいいます。
出典:警視庁ホームページ

特に、「つきまとい、待ち伏せ、進路への立ちふさがり、見張り、押し掛けること」「監視していると思わせるような事項を告げること」「面会、交際等を要求すること」
また、ストーカー行為はつきまとい等を繰り返し行う必要があることです。したがって、1回だけの待ち伏せなどはストーカー行為にはあたりません。

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ストーカー被害における民事訴訟を起こすまでの流れ➁


出典;NNN
まず被害者は、ストーカー行為を止めてもらいたいために、「警察に届け出」をします。

被害者の申出により、警察署長があなたにつきまとい等を行ってはならないことを「警告」します。そして、警告に従わなかった場合には、「禁止命令」が出されます。

つきまとい等にあたる行為をさらに行ってはならないという命令

前者に従わずにストーカー行為を行った場合には、禁止命令違反として1年以下の懲役又は100万円以下の罰金、後者に違反した場合は50万円以下の罰金が科せられます。
出典:神奈川県警

このように、逮捕に至る多くの場合はこれに該当します。また、ストーカーに対し慰謝料請求を訴える時点でストーカーの資金源を絶つ段階に進むこともできます。
ストーカー撃退法の一つでもあります。

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ストーカー被害における民事訴訟を起こすまでの流れ➂


出典;NNN

ストーカーの怖いところは、ストーカーから逆恨みを受ける可能性は否定できません

ここが法律の嫌なところで、裁判所へ提出した訴状はストーカー(被告)にも郵送されます。

その訴状は、原則的にストーカー被害者(原告)の住所等が記載されておりその時点でストーカー(被告)から報復される確率が格段に上がります。
今回の殺害事件もこれにあたるのかと考えられます。

訴訟の時点ですでに引越済など現住所を知られたくない場合は弁護士に相談する事をしなければいけないのです。


出典;NNN
民事訴訟の流れですが、刑事裁判が終わってからでもよいが、事件があった日から3年以内に訴訟を起こすことが原則となっています。訴える事(訴訟)が、まず大前提です。

ストーカー被害者側が訴状を作成して、裁判所に提出
裁判所が訴状の審査
訴状提出の約1週間後、訴状がストーカーに届く
第1回口頭弁論が開かれる
第1回目以降、訴状や証拠内容に応じ、複数回口頭弁論が開かれる
ストーカーへ判決の言い渡し

出典:https://xn--lck1a7b2mb4717dhqms76bl40b.tokyo/?p=748

民事訴訟に勝てば、家や車などの資産があれば、差し押さえをします。なければ、月々数万円でも支払ってもらえるように、給料の差し押さえをします。

これが、ストーカー対策には、一番の効果があり、ストーカーの資金源を減らす・無くす事によって、ストーカー行為(つきまとい)などをさせなくします。

今回の事件もこれが狙いだったのではないでしょうか。被害者からすれば、関わってほしくないですから。

しかし、容疑者からすれば、会う機会を得ることは出来なくなってしまう上に、給料まで差し押さえられ、人生がめちゃくちゃになる。これをなんとしてでも辞めさせたかったのもあるのかもしれません。

しかし、包丁を隠し持っていたので、計画的理由でしょう。あくまで恨み説しか考えられませんが、処罰されることを願うしかありません。

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ネットの反応

裁判の取り下げを説得しに行くのに、なぜ刃物をカバンに入れて持っていくのだ。
その時点で、何かあったら、刺してやろうというのがありありと分かるでしょ。
警察は、くだらん、言い訳を聞く必要はない。
出典:yahoo!news

殺害したらもっと大変なことになるって思わなかったのかな
包丁を隠し持ち待ち伏せていたんなら、説得ではなく脅しに行ったんだろう。そして逃げたから刺した。計画的と言っても良い。
出典:yahoo!news

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