2018年10月28日午後9時頃、横浜市西区の交差点で、信号待ちの乗用車に路線バスが突込み、その反動で乗用車が前のバスに衝突しました。
バスに乗っていた男子高校生一人が死亡、その他6人が重軽傷を負いました。
また、追突された乗用車は原型がわからないほの姿になり、事故の惨劇が無残な姿で報道されていました。
事故当時の運転手の状態が問われますが、実はあの原因ではないかとも!?
※追記事項です。10月31日の報道で、睡眠時無呼吸症候群であることが判明いたしました。
画像を含めて、バスが衝突をした理由が判明!身元の詳細や事故の真相について迫ります。
追記事項です。亡くなった高校生の身元が判明いたしました。
事故の詳細
路線バス運転手の衝突事故により、7人の死傷事故が発生いたしました。
バス運転手のミスと思われますが、実は勤続17年のベテランとも。
まずは事故の詳細に迫ります。
出典;TVK
出典;TVK
横浜市西区の交差点で路線バスが乗用車に追突し1人が死亡、6人が重軽傷を負った事故で、バスが現場から200メートルほど手前の場所でも衝突事故を起こしていたことが新たに分かりました。
28日午後9時15分頃、横浜市西区桜木町の国道の交差点で、神奈川中央交通の路線バスが信号待ち中の乗用車に追突。
さらに乗用車が前に止まっていた横浜市営バスに追突する事故がありました。
この事故で、神奈川中央交通のバスで運転手の後ろの席に座っていた10代とみられる男性が死亡しました。またバスの男性運転手と乗客の女性が重傷、乗用車の運転手ら合わせて4人も軽いケガをしています。
神奈川中央交通によりますと、男性運転手は勤続17年のベテランで、28日は午前9時から勤務し、事故のおよそ2時間前に1時間以上の休憩をとっていました。
また病院に搬送される際意識があったということで、県警では運転手の容体が回復するのを待って当時の状況を詳しく聞く方針です。
出典;TVK
事故の画像を見ていただくとわかりますが、乗用車が変形をとどめていません。
かなりのスピードで衝突したことが予想されます。
この事故によって、路線バスの運転手の後ろに座っていた男子高校生(16)が亡くなっております。相当の衝突が予想されます。
いったい運転手の身に何があったのでしょうか?
事故原因を含めて、事故を起こした運転手の状態にも触れていきます。
運転手は平敬文(たいらたかふみ)容疑者(50)で「無呼吸症候群」だったことが判明
出典;ANN
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逮捕されたのは、運転手の平敬文容疑者(50)と判明しました。事故の瞬間に意識を失っていたと報道されていましたが、10月31日の新たな報道で、「無呼吸症候群」であることがわかりました。
しかも治療中であったということで、仕事ができる状態であったのかどうか、会社側の問われる内容にも発展してきています。
会社側は、医師の判断で続行させたと言っているようですが、死亡している事故が発生しているだけに、責任を取らないわけにもいかないでしょう。
いずれにしても、平敬文容疑者の健康状態がさらに分かってくれば、会社側の対応が問われることは間違いなさそうです。
一人死亡、6人重軽傷の画像や身元の詳細は
出典;TVK
出典;TVK
出典;TVK
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こういう事故は大体、運転手のミスから発生してしまうものですが、画像を見る限り、乗用車はほとんど原型を留めていません。ブレーキをしたのかどうかも怪しいです。
この事故によって死亡したのは、路線バスの運転手の後ろに座っていた16歳の高校一年生。
重症が路線バスの運転手と乗客の女性。乗用車の運転手とその他4名の人が軽傷を負っています。
乗用車の方は、幸いにも運転席は被害がそこまで及んでいません。
車はスポーツカー(マツダのロードスター)のような形をしていますが、スポーツカーだとしたら、強度が強く助かったのでしょうか。いずれにしても軽傷で良かったですね。
路線バスの運転手や乗っていた女性は重症で、その他4名の方が軽傷ですが、まだ身元は判明しておりません。分かり次第、追記させていただきます。
亡くなった男子高校生(16)は、秋場璃雄さんです。横浜市都筑区茅ケ崎南と判明しております。御冥福をお祈りいたします。
そして、女性の方は、亡くなった男子高校生のお母さんであることがわかりました。大変、悲しい事故に発展してしまいました。重症とのことですが、元気になられることをお祈りいたします。
なぜ路線バスが衝突したのか、運転手の状態は?
出典;TVK
事故現場は、横浜市西区の桜木町の交差点です。
事件の内容によりますと、交差点200m手前からバスはガードレールにぶつかり物損事故を起こしていたことが分かっています。↓
出典;TVK
出典;TVK
運転手の意識がなかったのか、路線バス自体がふらふらしていたことが判明しております。
報道にあるように、2時間前に一時間以上は休憩していたということですが、はたしてこの運転状態からそうは言い切れるでしょうか。
事故の原因を考えますと、ガードレールにぶつかっていることから、意識がはっきりしていないことは明らかです。
また、事故当日の出勤時間から、28日は午前9時から勤務し、事故までの午後9時まで12時間ほどの労働を行っています。これは、かなりの時間外労働であることが判断できるのですが、路線バス会社の神奈川中央交通ではどのような勤務体系を組んでいるのでしょうか。
路線バス運転手の勤務体系は?
運転手の意識がはっきりしていないと仮定すると、12時間以上働いていることから、勤務先である神奈川中央交通の勤務体系に疑問が出てきます。確認をしてみますと↓
出典:https://jobhouse.jp/driver/columns/147
出勤日数は、月20日程度となっており、勤務時間は実働時間の7時間30分のシフト制になります。
シフトの例としては午前番の場合5:00-13:30午後番の場合14:00-22:30通し番の場合6:30-20:30となっております。
出典:https://jobhouse.jp/driver/columns/147
事故を起こした路線バスの運転手は、午前9時から勤務し、事故を起こした午後9時15分まで働いていました。
実質12時間です。しかも運転の12時間はかなり体も辛くなります。意識ももうろうとして当たり前ではないでしょうか。
仮に、もし事故を起こしていなかったとしたら、軽く12時間勤務は超えてきますので、一時間の休憩で、休憩をとったとは言えないですよね、
このような発言は運転手が勤務している会社側が発言したのでしょうか、問われる内容です。
また、この事故に関する運転手の状態は、詳細が明らかになってはいないのですが、17年のベテランでも体に無理をしていたことが考えられます。
ブラック企業の疑いもでてくるのではないでしょうか。
若い高校生が一人亡くなっていますから、しっかりと真相を明らかにしてもらわなければなりません。
まとめ
最近バス会社の運転事故は、勤務体系に無理が多く、事故も多発しているのが現状です。
今回の玉突き事故はどうでしょうか。真相が明らかになってくれることを願います。
最後に、この事件に寄せられたコメントを確認して終わりにしましょう。
亡くなった高校生の親御さんの心境を考えると辛いです。事故原因の解明をちゃんとしてほしいです。ご冥福をお祈りいたします。
出典:yahoo!news
バスを利用する機会が多いですが、亡くなった少年の様に運転席の真後ろの単独シートに座る機会があります。
携帯など見ていると無防備で急ブレーキなどで、前のめりになる事も幾度かありますが、路線バスにはシートベルトありませんから危険ですね。
お悔やみ申し上げます。
出典:yahoo!news
普通の仕事と同じ感覚で
8時間乗車で人を乗せて運転、
というのは若い人でも
キツい。
それだけ人を乗せて運転するのは
神経を使う。
バス運転士は8時間労働の枠に
縛ってほしくないわ。
長い時間運転すれば
事故が起きるリスクは高くなる。
出典:yahoo!news
事故を減らす具体的な対策としては、
バスのような特殊な業務は
ある時間乗ったら何時間開けなくては
乗車出来ない、
といったことを義務化すべきだ。要するに休息をとらないと
いけないようにすべき。んでもって、
こういう運用になって給与が
さらに下がると、
ますますドライバーがいなくなる、
という悪循環になるだろうから、
国で何とかサポートしてもらいたい
とこだわ。
出典:yahoo!news